国内のリョウキ・ワールド・レコードから、ペーパースリーヴでのリリース。見開き紙ジャケ仕様。金属恵比須は、96年に高木大地が高校で結成したハイ・スクール・バンドを母体とするグループで、03年にファースト、04年にセカンドをリリース後、06、07年にはメキシコで開催されたバハ・プログ・フェスティヴァルにも参加、高木は内核の波でも並行して活動、20年には元聖飢魔IIのダミアン浜田の新しいバンド、ダミアン・ハマダズ・クリーチャーズにバンドごと参加した。本作は、24年にリリースされたライヴ・アルバムで、メンバーは、稲益宏美、高木大地、後藤マスヒロ(ex.人間椅子)、埜咲ロクロウの4人に、曲によって塚田円(ex.那由他計画,プロビデンス,etc)、大和田千弘(ex.烏頭,渋さ知らズ,NOU,etc)がゲスト参加。宮嶋健一(ex.ロマネスコ,エレクトリック・シープ)と栗谷秀貴の脱退を契機に、塚田と大和田をゲストに迎えたライヴを、4月27日(2,4,6,8曲目)と8月3日(3,5,7,7,10曲目)にそれぞれ敢行、キーボード不在のテイク(1曲目)も含め、栗谷の後任ベーシストの埜咲のお披露目作品ということでもあるようだ。音源サンプルがなくほとんど未聴なので、以下レーベル・インフォメーションからの抜粋になるが、元々金属恵比須のファンでもある塚田は、『自分ならどう弾きたいかを念頭に、破壊的再構築を試みた』らしく、大和田は全てのキーボード・パートをピアノで再構築、「現代音楽」的要素も適時取り入れた、とある。余談だが、12月に春木香珀が新たなキーボード奏者に決まったらしく、ヴァイオリンも弾く春木の加入によって、本作での塚田と大和田のヴァージョンは、さらに再構築されていくのかも知れない。
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リョウキ・ワールド盤
(Progressive/Heavy Symphonic / Paper-Sleeve CD(2024) / Ryouki-World/Japan)