UKのフローティング・ワールドからのリリース。コロシアムは、元ニュー・ジャズ・オ-ケストラ、グラハム・ボンド・オーガニゼイションのジョン・ハイズマン、ディック・ヘクトール・スミス、トニー・リーヴスが中心となって、68年にロンドンで新たに結成されたグループで、この後テンペスト、モーグル・スラッシュ、コロシアムII、グリーンスレイド等の派生バンドを生んだ、ブルース系ブリティッシュ・ジャズ・ロックのビッグ・ネーム。本作は、タイトル通り70年8月にフィンランドのトゥルクで行なわれたルイス・ロック・フェスティヴァルでの、22日のライヴ音源を収録した発掘ライヴ盤で、17年にリリースされたフランスのオン・ジ・エアー盤「ライヴ・イン・フィンランド 1970」の一部と同内容。メンバーは、ハイズマン、ヘクトール・スミス、デイヴ・グリーンスレイド、デイヴ(クレム)・クレムソン(ex.ベーカルー,ハンブル・パイ,etc)、マーク・クラークの5人編成。クレムソンは加入して半年を超えた程、クラークはおそらく加入したばかりの時期だが、「ザ・グラス・イズ・グリーナー」からの曲を中心に、流暢かつハイテンションな演奏を展開していて、全編に渡って怒涛の大炸裂を堪能出来る。終始叩きまくるハイズマンのドラムは勿論、負けじと弾きまくるクラークのベースもノリノリで、グリーンスレイドのオルガンのキレも抜群、クレムソンのリード・ボーカルもそこそこハマっていて、ギターはほとんどハード・ロック調で素直にカッコいい。ラジオ放送用音源なので、音質・バランスともに申し分なく、わりと文句なしの好ライヴ盤と思う。カッコよし!。人脈図付
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輸入盤
(Progressive/Blues,Jazz Rock,Psyche / Jewel-case CD(2018) / Floating World/UK)