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スペインのメンタル・エクスペリエンスから、00年代以降の制作と思われる未発表曲1曲をボーナスで加えての、20年新規リマスターでのリシュー。ボミス・プレンディンはワシントンD.C.出身のグループで、キーボード＆エレクトロニクス奏者のボミス・プレンディンが中心となって78年に結成されている。79～86年にカセット・テープ・アルバム3本と9インチEP1枚をリリースして沈黙するが、01年に突然復活した。本作は、84年にUSAのARTIFACTS/ycleptから自主制作カセット・テープでリリースされたセカンド・アルバムで、初CD化。メンバーは、クレジットがないので正確には判らないが、プレンディンを軸に、カーヴァス・クローソン、マイルス・アンダーソン、ビル・アルティス、キャンディー等々が適時関わっているものと思われる。概ね、ローファイ調エレクトロニクスやレジデンツ調拗らせポップネスが、オルタナ調クールネスに収束するポスト・ロック的サウンドを展開。インダストリアル感も内包したエクスペリメンタル＆ノイズの要素も含め、ゴッタ煮のデタラメ感を担保したままスタイリッシュな音像に仕上げていて、非常に正しくサイケなハミ出しセンス十分。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのサイケ感を継承しているという意味では、トーキング・ヘッズ、キャバレー・ヴォルテール、レジデンツ辺りに近似する印象で、変態ポスト・ロック系の好盤と思う。カッコよし！。
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輸入盤
(Psyche/Post Rock,Electronics,Experimental,Pops / Jewel-case CD(2020 Re-master) / Mental Experience/Spain)
Bomis Prendin
Corvus Crorson
Miles Anderson
Bill Altice
Candeee
Produced by Unknown
収録曲目
01.First Light
02.French Passport
03.Respect The Road
04.Street Without Lunch
05.Why Blondes Eat
06.I Don't Want
07.Hell's Little Ransom
08.Forced Delight / Debris Factory
09.Jumpstart
10.Robop
11.Keep The Letters
12.Busy
13.I Walk The Lawn
14.The Big Horizon
15.Integers
bonus track:
16.Endocircumventual
