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USA/EUのシンク・ライク・ア・キー・ミュージックから、4面開きデジパック＆3CDでのリリース。フラッシュは、元ピーター・バーデンス・バンド等のコリン・カーターと、キャロル・グライムスのバック・バンド等にいたレイ・ベネットが中心となって71年に結成されたグループで、何よりイエス脱退後のピーター・バンクスが在籍していたことで知られていると思う。本作は、タイトル通り72,73年のアメリカ・ツアーからのライヴ音源をコンパイルした発掘ライヴ盤で、メンバーは、バンクス、カーター、ベネット、マイク・ハウの4人編成。内容は、CD1全曲が72年8月1日ロスリンのマイ・ファザーズ・パレス、CD2は1～4曲目が72年7月18日ヘムステッドのウルトラソニック・スタジオ、5～7曲目が72年12月16日パセーイクのキャピタル・シアター、CD3は1～3曲目が72年12月27日インディアナポリスのコンヴェンション・センター、4,5曲目が73年10月9日バーバンクのミッドナイト・スペシャル、6,7曲目が73年10月26日マイアミのベースボール・スタジアム、8,9曲目が73年8月24日ケープコットのコロシアムで、全てオフィシャル初出音源。72年はファーストとセカンド、73年はサード収録曲中心のセレクトで、概ねスタジオ・ヴァージョンを踏襲しつつインプロも交えたちょっと違うアレンジで展開していて、ラウドに疾走する勢い十分の演奏とバンド感満点の盛り上がりは、わりと素直にカッコいい。結果としてバンクス在籍時のイエス・ライクとなった楽曲と、ハード・ロックに片足突っ込んだような演奏のマッチングも面白く、音質・バランスも悪くない好ライヴ集と思う。
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輸入盤
(Progressive/Hard,Psyche,Symphonic / Digi-Pack 3CD(2022) / Think Like A Key Music/USA,EU)
Peter Banks(g,vo)
Colin Carter(vo)
Ray Bennett(b,vo)
Mike Hough(ds)
Produced by Unknown
収録曲目
(CD1):
"My Father's Place, Roslyn, NY, August 1, 1972":
1.Black And White
2.There No More
3.Monday Morning Eyes
4.Small Beginnings
5.Children Of The Universe
6.Lifetime (incomplete)
(CD2):
"Ultrasonic Studios, Hempstead, NY, July 18, 1972":
1.Small Beginnings
2.There No More
3.Children Of The Universe
4.Dreams Of Heaven
"Capitol Theatre, Passaic, NJ, December 16, 1972":
5.Small Beginnings
6.Black And White
7.Children Of The Universe
(CD3):
"Indianapolis Convention Center, Indianapolis, IN, December 27, 1972":
1.Small Beginnings
2.Black And White
3.Children Of The Universe
"The Midnight Special, Burbank, CA, October 9, 1973":
4.Dead Ahead
5.Psychosync
"Miami Baseball Stadium, Miami, FL, October 26, 1973":
6.Children Of The Universe
7.Black And White
"Cape Cod Coliseum, Cape Cod, MA, August 24, 1973":
8.The Bishop
9.Manhattan Morning (Christmas '72)
