(中古/USED CD):00年のドイツ・レパートリー盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (クタビレ感微少) / DISC=A
ライティング・オン・ザ・ウォールは、スコットランドのエジンバラ出身のグループで、66年に結成されたソウル系バンドのジュリーを母体として、68年にドラッグ・カルチャーの影響を受けてアート・ロックへと路線変更し、バンド名もライティング・オン・ザ・ウォールに改名した。本作は、69年にUKミドル・アースからリリースされた唯一のアルバムで、エロック(ex.グローブシュニット)による00年新規リマスター&デジパック盤、69年のアルバム未収シングル両面2曲をボーナス。メンバーはリニー・パターソン、ウィリー・フィンレイソン、ビル・スコット、ジェイク・スコット、ジミー・ハッシュの5人編成、プロデュースはデイヴ・ホーソン。おそらくは、クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン辺りをモデルとしたボーカルとオルガンを主軸に、適時ヴァニラ・ファッジ的な煮え切らなさも織り交ぜた、ブルージー&ヘヴィなハード・サイケ系サウンドを展開。サイケ色のある楽曲と垢抜けない演奏が、存外といい塩梅のマッチングを見せていて、いかにもブリティッシュ的なゴタゴタした盛り上がりを堪能出来る。オリジナルLPは同じミドル・アース・レーベルのアルカディウムやウッデン・オーと共に、バカなプレミアム価格の付いたコレクターズ・アイテムとしても知られているが、この浮上出来ない中途半端さ加減やB級感は、ブリティッシュ・ロック愛好家なら素直に楽しめると思う。この後、ボーカルのパターソンはベガーズ・オペラへ。余談だが、90年代後半頃からのレパートリーからのリシューCDの中で、エロックのリマスター盤はクリアかつ迫力も担保されていて、納得出来るものが多い。
輸入盤
(Psyche/Hard,Blues,Art Rock / Digi-Pack CD(2000 Re-master) / Repertoire Records/German)