(中古/USED CD):10年の日本ソニー・ミュージック盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION): SLEEVE=A / DISC=A わりと美品
ウインドは、60年代中頃にニュルンベルクで結成されたベントックスを母体とするグループで、シンガーのスティーヴ・ライストナー加入後の71年にウインドに改名した。少なくとも改名後はミュンヘンを拠点に活動していたようだ。本作は、72年にドイツCBSからリリースされたセカンド・アルバムで、10年新規リマスター盤、『ストレンジ・デイズ・プレゼンツ:ソニー・ユーロロック/ペイパー・スリーヴ・コレクション』シリーズ、ライナーは岩本晃市郎と舩曳将仁、歌詞対訳付(訳は狩野ハイディ、若月眞人)、邦題は「モーニング」。メンバーは、前作と同じライストナー、トマス・ライデンベルガー、ルシアン・ビューラー、アンドレアス・ビューラー、ラッキー・シュミット(ex.アエラ)の5人編成、プロデュースもヨッヒェン・ペテルセン。ドラマーのシュミットが操るメロトロンが全編に渡って流れる、フォーキーなシンフォニック・サイケ・プログレ・ナンバー中心の作品に仕上がっていて、ヘヴィなハード・ナンバーもあった前作とは、全体の趣を少し異にする印象。演奏やサウンド・メイキング自体は前作の延長線上だが、楽曲はシンプルでわりと晴れやかな曲調が多く、グリム童話などに見られるドイツ的メルヘンの表層的な陽の部分を強く打ち出した雰囲気といった内容。オリジナルLPのプレミアムや、いかにもメルヘンチックなスリーヴも相俟って、マニアやコレクターにもそれなりに人気の1枚で、結果としては前作とともにジャーマン・サイケ&クラウト・ロックの好サンプルという印象。
国内盤/国内プレス(Japanesae-pressing CD)
(Psyche/Progressive,Folk Rock / Paper-Sleeve CD(2010 Re-master) / Sony/Japan)