(中古/USED CD):93年の日本ワーナー・ミュージック/MMG盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A/ DISC=A (スリ傷微少、再生に影響なし)
ウォーリーはヨークシャー出身のグループで、ロイ・ウェバーやポール・ジレットが中心となって72年に結成されている。73年のメロディ・メーカー紙主催のナショナル・フォーク・ロック・コンテストで決勝まで進み、その時審査員の1人だったボブ・ハリスに見いだされてデビューした。ミッシェル・ポルナレフの75年の来日公演時のバック・バンドとしても、知られているかも知れない。本作は、74年にUKアトランティックからリリースされたファースト・アルバムで、邦題は「ウォーリー・ファースト」、ライナーは林克彦、歌詞・対訳付、おそらく国内初盤(CD盤にサンプル表記有)。メンバーは、ウェバー、ジレット、ピート・コスカー、ピート・セイジ、ポール・ミドルトン、ロジャー・ナラウェイの6人編成、前述のハリスとイエスのリック・ウェイクマンの共同プロデュース。いかにも英国然とした、湿ったメロディアスさと哀愁のあるシンフォニック・フォーキー・プログレを展開していて、このヴァイオリン入りのアンサンブルや美しいハーモニー・コーラス、泣きのメロディによるシンフォニック・サウンドは、タイプとしては例えばアスガード辺りに近似する印象。全体に派手ではないが佳曲が多く、アコースティック・ギターやヴァイオリンの音色が心地好くて、嫌味なくキャッチーで聴きやすい。田園的だが多少の洗練感もあって、しっとりと落ち着いた佇まいが捨て難い好盤と思う。ブリティッシュ・ロック愛好家やメロウなシンフォニック・プログレ愛好家なら十分に楽しめるのでは。
国内盤
(Progressive/Folk Rock,Symphonic / Jewel-case CD(1993) / Warner/MMG/Japan)