(中古/USED CD):91年の日本MCA/ビクター盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A- (スリ傷少、再生に影響なし)
ウイッシュボーン・アッシュは、マーティン・ターナーとスティーヴ・アプトンが在籍していたトリオ・バンドのタングルウッドを母体とするグループで、地元デヴォン州トーキーからロンドンに進出後、ギタリストが抜けてテッド・ターナーが加入、69年にアンディ・パウエルが加入してウイッシュボーン・アッシュに改名した。70年にディープ・パープルの前座を務めた時にリッチー・ブラックモアが気に入り、リッチーがプロデューサーのデレク・ローレンスに紹介してデビューに至る。ツイン・リード・ギター・スタイルの代表的存在として広く知られる、ブリティッシュ・ハード系のビッグ・ネーム。本作は、72年にUKのMCAからリリースされたサード・アルバムで、邦題は「百眼の巨人アーガス」、ライナーは増渕英紀、歌詞付、72年のアルバム未収シングルB面1曲をボーナス収録。メンバーは、前述のアンディ、テッド、マーティン、スティーヴの4人編成を基本に、1曲でジョン・タウト(ex.ルネッサンス)のオルガンが入る。プロデュースはローレンス、スリーヴ・デザインはヒプノシス。おそらく解説不要の著名盤というか、ブルース基調のハード色とトラッド基調のくぐもった情感が、プログレ的アレンジで纏められた佳曲揃いの内容で、特にLP旧B面の4~7曲目の流れは、ハード系愛好家は勿論プログレ愛好家にも広くアピールする大好盤と思う。
国内盤
(Blues Hard/Heavy Blues,Progressive,Trad/ Jewel-case CD(1991) / MCA/Victor Records/Japan)