(中古/USED CD):96年のギリシャ・ヴァーティゴ盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A- (スリ傷少、再生に影響なし)
ヴァンゲリスは、ギリシャのヴォロス出身のキーボード/シンセサイザー奏者兼コンポーザーで、「ブレードランナー」や「1492 コロンブス」等々の多くのサントラでよく知られている世界的に著名なビッグ・ネームだが、プログレ系リスナーにはアフロディティス・チャイルドのメンバーとしてもお馴染みと思う。本作は、73年にフランスのヴァーティゴからリリースされたセクス・アルバムで、メンバーは、キーボード、フルート、パーカス等のヴァンゲリス・パパタナシュー、ギター&ブズーキ等のアルギリス・コウロウリス、ボーカル&ベースのロベルト・フィトゥッシの3人編成。ほぼ全編に渡って、バルカン民族音楽色炸裂のヘヴィ・プログレを展開していて、いわゆるシンセ・ミュージックのイメージとは趣を異にする。ともかくも1曲目からインパクト大で、エレクトロニクスと民族楽器などを適時織り交ぜた、上等なアンサンブルとサイケな雰囲気は素直にカッコよく、ほとんどデミス・ルソスにしか聴こえないロベルトのボーカルのハマりも十分。フォース「ドラゴン」、アフロディティス・チャイルドの「666」とこの「アース」は、バルカン&地中海民族音楽とロックのハイブリット・ミュージック的様相で、もし、「ドラゴン」や「666」にただならぬ気配を感じ、その地中海音楽色、特に現トルコを含むビザンチン帝国の持っていたエキゾチックなオリエンタリズムと、古代ギリシアから流れ続けるバルカン音楽色に魅了されたなら、必ず本作も楽しめること請け合い。ともかくも、正しくサイケなプログレッシヴ・ロックの好盤と思う。素晴らしい!。
輸入盤
(Psyche/Progressive,Heavy Symphonic / Jewel-case CD(1996) / Vertigo/Greece)