(中古/USED CD):04年のイタリア・アカルマ盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A- (スリ傷有、再生に影響なし)
ユートピアはカリフォルニア州ロサンジェルス出身のグループで、デニス・ロドリゲズが中心となって69年に結成されている。勿論トッド・ラングレンのユートピアとは別バンドで、グロウルの前身バンドとして知っている人もいるかも知れない。本作は、70年にUSAケント・レコードからリリースされた唯一のアルバムで、3面開き厚紙紙ジャケ仕様。メンバーは、デニス・ロドリゲズ、フランク・クラジンブリンク、ハリー・オブランディス、ジーノ・ルーセロ、ダニー・マクブライドの5人編成を基本に、曲によってフィズ・メッツガーがピアノで適時ゲスト参加、ロバート・ダフィーとキース・グレイブンホーストの共同プロデュース。概ね、ヘヴィ・ブルースとブルース・ハードの狭間をいく感じというか、ブルース、ハード、サイケの要素がゴッタ煮的に交叉するが、ギミック感は薄くわりとストレートで勢いのよいタイプ。下品なツイン・ファズ・ギターと少しダミ声のシャウト・ボーカルを核に、ノリのよいリズム隊が絡む演奏は、ある意味外連味がなくてスカっとしていて、適度なヘヴィネスも含めけっこうカッコいい。あまりハーモニー・コーラスが入らず、B級然としたリフでグイグイ押してくる感じは、キャッチーなブギー調主体の後進のグロウルとは趣を異にするが、ディープなスロー・ブルースや軽快なアコースティック・ブルースも含め、カラっとキャッチーな楽曲も悪くない。ブルース&ハード・ロック愛好家なら問題なく楽しめるだろうと思う。この後、前述の通りロドリゲズ、オブランディス、ルーセロ、マクブライドの4人はグロウルを結成。
輸入盤
(Blues Hard/Blues,Psyche / Paper-Sleevee CD(2004) / Akarma/Italy)