(中古/USED CD):04年の日本ストレンジ・デイズ盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A わりと美品
ウーノは、オザンナのダニーロ・ルスティチとエリオ・ダーナが、「パレポリ」と「人生の風景」の間に一時的に結成していたユニットで、73年の第1次オイルショックによるイタリアのレコード業界の急激な不況を背景に、海外進出を睨んだ試みだったらしい。本作は、74年にイタリアのフォニット・チェトラからリリースされた唯一のアルバムで、邦題は「ウーノ」、ライナーは片山伸/岩本晃市郎、04年新規リマスター盤、歌詞・対訳付(対訳は外山弥呂、市原若子)、日本初CD化盤。メンバーは、ダニーロ、エリオ、エンゾ・ヴァリチェッリのトリオ編成、曲によってライザ・ストライクが適時ゲスト参加、プロデュースはコルラド・バッキエッリ。ロンドンのトリデント・スタジオでレコーディングされ、インターナショナル指向の英詞ナンバーが多かったり、ギターにブルース色が強かったりと、巷では「人生の風景」と一括りにしてイタリアらしさに欠ける『ブリティッシュナイズされたつまらないハード・ロック』として片付けてしまわれがちな不遇の1枚。というのも、本作で聴ける抒情的ハード・ロック指向は、本来オザンナのファーストから連綿と流れていたはずのもので、何も「パレポリ」だけがオザンナ的だったわけではないという印象。英語圏を睨んだブリティッシュ的サウンドを指向しつつも、そこからハミ出るイタリア臭が美しいナポリ的哀愁と相俟って、チープでB級感満点だが確実に捨て難さのある好盤と思う。TES人脈図付
国内盤
(Progressive/Blues,Psyche,Hard / Paper-Sleeve CD(2004 Re-master) / Strange Days/Japan)