(中古/USED CD):03年のUSAライノ/エレクトラ・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- (背表紙側上下に凹み&痛み少) / DISC=A- (スリ傷少、再生に影響なし)
テレヴィジョンはニュー・ヨーク出身のグループで、トム・ヴァーレイン、ビリー・フィッカ、リチャード・ヘル(ex.ハートブレイカーズ,ヴォイドイズ,etc)が72年に結成したネオン・ボーイズを母体として、リチャード・ロイドが加入後にテレヴィジョンに改名した。いわゆる『ポストパンク』系の最初のバンドの1つと目されるビッグ・ネーム。本作は、77年にUSAエレクトラからリリースされたファースト・アルバムで、03年新規リマスター盤、本綴型3枚開きデジスリーヴ仕様、75年のインディー盤シングル両面や本作レコーディング時の未発表曲、別バージョン等計5曲をボーナス収録。メンバーは、ヴァーレイン、フィッカ、フレッド・スミス(ex.ブロンディ,etc)の4人編成、アンディ・ジョンズとヴァーレインの共同プロデュース。ニュー・ヨーク・パンク/ポストパンク系の解説不要の著名アルバムで、ヒット・シングルともなったタイトル曲を始めとして、いわゆるガレージ直系のパンク系とは一線を画す、文学的な歌詞やプログレ色内包の楽曲とアレンジ、演奏性の高いアンサンブルによる、非常に湿った質感のソリッドなサウンドを展開。このアングラ感が担保されたソリッドさや、クールな空気感、洗練感されたバンド感の同居は、後のポスト・ロック/マス・ロック系のプロトタイプともなっていて、以後のシーンに少なからず影響を与えた作品という印象。よく練られたギター2本の組み合わせと、そこに粘っこく絡むリズム隊のアンサンブルには、明らかにパンクの枠を超えたジャジーなニュアンスも感じられ、ともかくも素直にカッコいい好盤と思う。
輸入盤
(Progressive/Postpunk,Post Rock / Digi-Sleeve CD(2003 Re-master) / Rhino/Elektra Records/USA)