(中古/USED CD):05年のUSAシワ・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
高橋幾郎は北海道上砂川町出身のドラマー&エレクトロニクス奏者で、北海道教育大学旭川分校在学中の75年に青蝕器、あけぼのいず等で音楽活動を開始、その後80年代以降に東京を拠点としてハイライズ、光束夜、シェシズ、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、不失者等々に参加、白石民夫やコサカイフミオなどとのコラボレーションも経て、01年頃からは札幌を拠点に活動している。本作は、05年にリリースされた作品で、04年「あの世の出来事(ダンサー室野井洋子とのユニット名でもある)」に続くおそらくソロ名義セカンド・アルバム。タイトルは「どもりと散種」、木製の特殊スリーヴ仕様、オビ付、300枚限定プレス。メンバーは、オシレーター(ポケベル的携帯発信機)、スネア・ドラム、エレクトロニクス、セルフ・プロデュースの高橋1人。1曲目はライヴ音源で、50個程のオシレーターを立体的に配置した空間の中で、時折スネアを手でパーカス的に叩くという実験色の強いドローン音響。2曲目はクジラの鳴声を変調させたようなエレクトロニクス・ドローン音響方面で、荒涼とした地獄の停止した時間と静寂といったイメージを想起させる、かなり気色悪いサウンドスケープ。特に2曲目は、まさに『あの世の出来事』といった印象のバット・トリップ・ミュージックで、夜中に1人では聴けないかも知れないが、全体にドローン・ノイズ・アンビエント系としては正しくサイケと思う。余談だが、スリーヴ・イラストは高橋本人がPCで数種類のフォントを解体して、その断片をコラージュして制作したもので、ちょっとタンギー的で面白い。
輸入盤/限定300枚プレス
(Psyche/Drone,Electronics,Noise Ambient / Wood-case CD(2005) / Siwa Records/USA)