(中古/USED CD):00年のドイツ・レパートリー盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- (スレ&クタビレ感有) / DISC=A
タイタニックは、ノルウェーのオスロ出身のザ・ビートニクスを母体としたグループで、69年にデンマーク経由でドイツに活動拠点を移した後、イギリス人ボーカリストのロイ・ロビンソンの加入を機にタイタニックに改名したらしい。その後、79年の解散まで主にフランスを中心に活動したようだが、北欧やドイツ以西のヨーロッパ各国で広くヒットしたシングル曲を持つビッグ・ネーム。本作は、70年にフランスCBSからリリースされたファースト・アルバムで、コーティング紙デジパック仕様、71年のアルバム未収シングル両面2曲をボーナス収録。メンバーは、ロビンソン、ヤニー・ロセート、ケニー・アース、ジョン・ロルク、チャッピー・ボルン・シェールの5人編成が基本で、曲によってヴィリアム・シェラーのアレンジによるストリングス&ブラスが入る。概ね、ブルースを基調としたポップ・ハード的サウンドを展開していて、全体にメインストリーム系の洗練感とB級感満点のベタなハード・ロック色が妙なマッチングを見せる。わりとメロディアスな楽曲とアレンジはほぼ定石通りという感じで、メインストリームの轍を踏んでいるが、寝ている猫の尻尾を踏むようなハード・ロック的ハミ出しが随所で起こっていて、結果として味わいを生んでいて面白い。自分達がやりたいハード調と、思いがけずヒットしてしまったシングル曲方面のイメージの狭間で、もしかしたら引き裂かれる状況があったのかも知れないが、ギターのベタな下品さとオルガンのドライヴ感はけっこうカッコよく、ポップ・ハード&ニッチ・ポップ系愛好家なら十分に楽しめるのではと思う。
輸入盤
(Pop Hard/Blues,Pops,Psyche / Digi-Pack CD(2000) / Repertoire Records/German)