(中古/USED CD):97年の日本キャプテン・トリップ盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION): SLEEVE=S / DISC=S 未開封新品
トマス・デインガーはデュッセルドルフ出身のドラマー&マルチ奏者で、何よりノイ!、ラ・デュッセルドルフ等での活動で知られているかも知れない。ノイ!の75年サード「ノイ! 75」から参加、ノイ!解散後の76年に兄のクラウスとラ・デュッセルドルフを結成、ラ・デュッセルドルフ解散後の82年からソロ活動開始、96年のクラウスのラ!・ノイ?に参加、97年からニルス・クリスティアンと1-Aデュッセルドルフで活動していたが、02年に49歳の若さで他界してしまった。本作は、82年にドイツのテレファンケンからリリースされたソロ名義ファースト・アルバムで、邦題は「我が為に」、97年の1-Aデュッセルドルフの未発表曲2曲をボーナス収録(日本盤オンリー)。メンバーは、オルガン、シンセ、ストリングス、ピアノ、ドラム、チューブラー・ベル等をマルチに熟すトマス1人による演奏が基本で、曲によってノイ!とラ・デュッセルドルフ時代の僚友ハンス・ランペも適時参加、トマスとランペの共同プロデュース。概ね、人力テクノ感漂うエレクトロ・ポップ・プログレ方面のサウンドを展開していて、その意味ではノイ!、ラ・デュッセルドルフの系譜を継承している路線ではあるが、パンキッシュなサイケ感は強くなく、全体にわりとゆったりと穏やかな雰囲気。例えば、ハルモニアの「デラックス」辺りに通じる、肯定的で牧歌的なテイストが主軸で、けっこう聴きやすくて耳触りのよい好盤と思う。余談だが、82年当時、ほぼリアルタイムでキングのユーロロック・コレクションから国内盤がリリースされていたので、懐かしく感じる人もいるかも。
キャプテン・トリップ盤
(Psyche/Electronics,Ambient,Techno,Pops / Jewel-case CD(1997) / Captain Trip Records/Japan)