(中古/USED CD):93年のUSAワン・ウェイ・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- (黄バミ&クタビレ感少) / DISC=A
SRC(スコット・リチャード・ケース)はミシガン州デトロイト出身のグループで、ザ・フュージティブズとザ・チョーズン・フューという2つのバンドが合体する形で67年に結成されている。MC5等とともにデトロイト・サイケの一角を担うバンドとしてそれなりに知名度があって、プログレ系リスナーにはピーター・ガブリエルの好きなバンドの1つとして知られているかも知れない。本作は、68年にUSAキャピトルからリリースされたファースト・アルバムで、多分初CD化盤、68年シングル両面2曲(シングル・ヴァージョンとアルバム未収曲)をボーナス収録。メンバーは、スコット・リチャードソン、ゲイリー・クワッケンブッシュ、スティーヴ・ライマン、グレン・クワッケンブッシュ、ロビン・デイル、EG・クローソンの6人編成、プロデュースはジョン・リース。オルガンとファズ・ギター、シアトリカル感内包のボーカルを軸としたヘヴィ・サイケ方面のサウンドで、ブルース色はそれ程強くはないが、例えばアイアン・バタフライ辺りをもう少しブログレ寄りにしたような印象。その意味では、プリティ・シングスのサイケ感を引き摺るようなボーカルと楽曲は、確かにガブリエルが好みそうといえるかも知れず、実際後にジェネシスやソロ時代のガブリエルに似たようなメロディやパターンがあるようにも感じられる。68年としては十分にヘヴィでプログレしているというか、サイケ文脈の佇まいとプログレ文脈の楽曲&アレンジの交叉は、わりと面白くて演奏もカッコよく、サイケ系愛好家は勿論、プログレ系愛好家もけっこう楽しめるのではと思う。
輸入盤
(Psyche/Progressive,Hard / Jewel-case CD(1993) / One Way Records/USA)