(中古/USED CD):91年の日本メイド・イン・ジャパン・レコード盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
スピード・グルー&シンキは、元フード・ブレインの陳信輝(ex.パワー・ハウス,etc)と加部正義(aka.ルイズ・ルイス・加部)(ex.ゴールデン・カップス,etc)が、アメリカ人ドラマーのジョーイ・スミスと共に新たに結成したグループで、日本のロックを語る上ではハズせないビッグ・ネームの1つ。本作は、72年に日本ワーナー・アトランティックからリリースされたセカンド・アルバムで、『ヒストリー・オブ・ジャップス・プログレッシヴ・ロック1970-1990』シリーズ、ライナーはヌメロ・ウエノ、歌詞付、オリジナルLPは2枚組だったので2in1CD。メンバーは、前作からの陳、加部、スミスのトリオ編成を基本に、当時陳とオレンジを結成していた渡辺茂樹(ex.ワイルド・ワンズ,etc)と大口ひろし(ex.PYG,ウォッカ・コリンズ,etc)の他、マイケル・ハノポル(ex.ファン・デ・ラ・クルス,etc)等が曲によって適時参加、バンドとおりたいくぞうの共同プロデュース。実は本作レコーディング時には、スミスのアルコール&ドラッグ禍に陳と加部は嫌気がさしていて、既にバンドはほとんど解散状態だったらしく、レーベルとの契約履行のために、スミスが中心となってでっち上げたようなマテリアルや、ゲストを交えたセッション・マテリアル、それまでにトリオでレコーディングしていたマテリアルなどを集めて制作したという説が、わりとまことしやかに流布されている。その真偽の程は定かではないが、エフェクトを使ってカオティックな演出を装いながらも、確かにでっち上げ感の強い曲や無理やり繋いだ感じの部分など、全体としては冗長な垂れ流し感は否めない。とはいえ、随所で素直にカッコいいリフ&フレーズが炸裂していたりもして、なんだかんだと楽しめたりする困った1枚。
メイド・イン・ジャパン盤
(Blues Hard/Psyche,Blues,Progressive / Jewel-case CD(1991) / Made In Japan Records/Japan)