(中古/USED CD):07年の日本ソニー盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
デイヴィッド・アレン、ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズ、マイク・ラトリッジの4人でスタートしたソフト・マシーンは、ケント州カンタベリーで66年前後に勃興した、いわゆるカンタベリー・ロック・シーンの柱となるグループで、ゴング、ホール・ワールド、マッチング・モウル等の派生バンドと共に、数多のミュージシャン達に影響を与えリスペクトを受け続けるビッグ・ネーム。本作は、72年にUKのCBSからリリースされたフィフス・アルバムで、紙ジャケ仕様、被せ型復刻仕様オビ、06年新規リマスター盤、オリジナル・インナーバッグ入、ライナーはマーク・パウエル(新井崇嗣対訳)/松井巧、ファミリー・トゥリー(伊藤秀世作成)付、別テイク1曲をボーナス収録。メンバーは、前作からのラトリッジ、ヒュー・ホッパー、エルトン・ディーン(ex.キース・ティペット・グループ(KTG),etc)の3人を軸に、曲によってロイ・バビントン、フィル・ハワード(ex.ジャズト・アス,etc)、ジョン・マーシャル(ex.ニュークリアス,etc)が適時参加。本作から「セヴン」までは、何故か巷ではあまり人気がないようだが、正しくサイケな炸裂を見せる2曲目「雨滴れ」も含め、LP旧A面(1~3曲目)でのハワードのドラムとラトリッジのオルガン&エレピはともかくも凄まじく、KTGとニュークリアスの狭間を行くようなLP旧B面(4~7曲目)も、非常に申し分のないカッコよさを放つ。おそらくブリティッシュ・ジャズ・ロック最高峰の1つというか、上等で透徹感溢れるインプロを堪能出来る、文句なしの大好盤と思う。
国内盤/国内プレス(Japanese-pressing CD)
(Progressive/Jazz Rock,Canterbury / Paper-Sleeve CD(2007 '06Re-master) / Sony Music/Japan)