(中古/USED CD):95年のUSAハリウッド・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
クイーンはロンドン出身のグループで、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ティム・スタッフェル(ex.モーガン,ハンピー・ボング,etc)が68年に結成したスマイルを母体としている。69年にシングル「アース」をリリースするが鳴かず飛ばずでスタッフェルが脱退、代わりにスタッフェルの美術学校の同級生だったフレディ・マーキュリーが加入、70年にクイーンに改名、71年にジョン・ディーコンが加入、ディ・レーン・リー・レコーディング・スタジオのデモ・バンドを経て、73年に再デビューした。今や、日本で最も著名なブリティッシュ・ロック・バンドの1つというかビッグ・ネーム。本作は、89年にUKバンド・オブ・ジョイから「アット・ザ・ビーブ」のタイトルでリリースされた、73年のBBCセッション「サウンド・オブ・ザ・'70s」の発掘音源集のスリーヴ刷新リシュー盤で、95年新規リマスター盤、9面開き折込みポスター・スリーヴ仕様。メンバーは、前述のマーキュリー、メイ、ディーコン、テイラーの4人編成、プロデュースはバーニー・アンドリュース。1~4曲目が2月5日、5~8曲目が12月3日で、74年セカンド「クイーンII」に収録される5曲目「オーガ・バトル」以外は、73年ファースト「クイーン」収録曲。どの曲も、スタジオ盤アレンジとはそれ程大きくは違わないが、ハーモニー・コーラスやギター・ソロなどなど、細かいところがちょこちょこ異なっていたりする。全体に、スタジオ盤よりも若干の生々しさが感じられ、そこがまたBBCセッションも魅力というか味わい深いところで、ブリティッシュ・ハード&プログレ系愛好家はけっこう楽しめる好盤と思う。尚、裏スリーヴのバーコードにパンチホールあり。
輸入盤
(Pop Hard/Blues,Progressive / Jewel-case CD(1995 Re-master) / Hollywood Records/USA)