(中古/USED CD):91年の日本ECM/ポリドール盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (黄バミ感微少) / DISC=A
パット・メセニーはミズーリ州リーズ・サミット出身のギタリストで、おそらく解説不要のビッグ・ネーム。ゲイリー・バートンの推薦で72年に18歳でボストンのバークリー音楽大学の講師に就任、74年にゲイリー・バートンのバンドでデビュー、75年にジャコ・パストリアスが参加したファースト・ソロ・アルバムをリリース、77年のセカンド・ソロ・アルバム制作メンバーたちとパット・メセニー・グループ(PMG)を結成、以降はソロ、グループ、幅広い共演等々を並行で活動した。本作は82年にドイツのECMからリリースされたPMG名義サード・アルバムで、ニュー・カッティング原盤使用、『ECMベスト50』シリーズ、邦題は「オフランプ」、ライナーは岡崎正通(LP時の転載)。メンバーは、メセニー、ライル・メイズ、スティーヴ・ロドビー、ダン・ゴットリーブ、ナナ・ヴァスコンセロスの5人編成、プロデュースはマンフレート・アイヒャー。概ね、非常に耳触りの柔らかい音像とジェントリーな空気感、さりげなくバカテクな演奏とメロディアスな楽曲、スピリチュアル・ジャズ方面のフリーな実験色が、独特のセンスとバランスで交叉するクロスオーヴァー調サウンドを展開。メセニーのギター・シンセとメイズのシンクラヴィアの音色は、時に区別が付かなくなったりするが、メロディアスなパートはルーラルな木漏れ日感へ、フリーフォームで先鋭的なパートはアーバンな洗練感へと、互いにアンビバレントなイメージに収束しつつ、全体が優しくて冷たいサウンドスケープを放つ好盤と思う。
国内盤
(Progressive/Jazz,Crossover / Jewel-case CD(1991) / ECM/Polydor Records/Japan)