(中古/USED CD):06年の日本ストレンジ・デイズ・レコード盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
ピーター・バーデンスはロンドン出身のキーボーティストで、何よりキャメルでの活動で知られていると思うが、65年にゼムに短期間加入後、ショットガン・エクスプレスやザ・ヴィレッジを結成、72年のキャメル結成までに2枚のソロ・アルバムもリリースしていて、フリートウッド・マック人脈のブルース・ロック界隈では知られた存在だったようだ。本作は、71年にUKトランスアトランティックからリリースされたソロ名義セカンド・アルバムで、コーティング&見開き紙ジャケ仕様、05年新規リマスター盤、『ブリティッシュ・ロック・マスターピース』シリーズ・パート8、ライナーは坂本理。メンバーは、バーデンス、元エインズレー・ダンバー・リタリエイションのヴィクター・ブロックス、ヴィク・リントン、ジョン・オーウェン、前作からのレグ・イザドラの5人編成を基本に、曲によってアンディ・ジーがギター、ライザ・ストライク、リンダ・ルイス等がコーラスで適時参加、プロデュースはバーデンス。基本的には、前作の延長線上にあるブルース基調のハード・ロック方面で、やはりキャメル的プログレを期待するとスカされるが、バーデンスのオルガンとピアノは、オーソドックスだがツボを押さえていて、そのスタイルはそのままキャメルへと繋がっていく印象はある。リントンのギターも普通にブルージーだが、ブロックスのエレクトリック・ヴァイオリンが奇妙な空気感を醸し出していて、B級ブリティッシュ・ブルース・ロック系として捨て難い味わい十分。キャメルの文脈に寄せて無理に聴くことはお勧めしないが、全員演奏は真っ当に上手くてハミ出し感も面白く、ブリティッシュ・ロック愛好家ならけっこう楽しめると思う。
ストレンジ・デイズ盤
(Blues&Swamp/Blues,Swamp,Hard / Paper-Sleeve CD(2006 '05Re-master) / Strange Days Records/Japan)