(中古/USED CD):90年の日本テイチク盤/国内盤・廃盤/オビなし
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- / DISC=A- (スリ傷有、再生に影響なし)
ピンク・フェアリーズは、プリティ・シングスを辞めたトゥインクが、スティーヴ・トックやミック・ファーレーン(ex.デヴィアンツ)等と、メンバーが流動的な状態のままで69年に結成したグループ。ファーレーンのソロ・アルバム「モナ」制作後にトゥインクとファーレーンが離脱して、トックはバンド名をシャグラットに変えて継続。70年になって、シャグラットとは別にトゥインクが新たにピンク・フェアリーズを再編という流れ。本作は、82年にUKビッグ・ビート・レコードからリリースされたライヴ・アルバムだが、75年7月13日にロンドンのラウンドハウスで行われた再編ライヴ音源を収録したもの。90年の国内初盤CD、グレート・パンク・シリーズ、ステッカー入、ライナーは大鷹俊一、歌詞付。メンバーは、トゥインク、ポール・ラドルフ、ダンカン・サンダーソン、ラッセル・ハンター、ラリー・ウォリスの5人編成で、プロデュースはジェレミー・グリーン。1曲目がサード、4曲目がファースト収録曲で、2曲目はヴェルヴェット・アンダーグラウンド、3,5曲目はロックの著名定番ナンバーのカヴァーというセレクト。ツイン・ギターとツイン・ドラムをベースが繋ぐという編成だが、わりと皆さん調子よくイケイケの演奏を展開していて、ガンガン弾きまくり・叩きまくりのノリのよさは素直にカッコいい。音質は最高という感じではないが、少し分離が悪く塊のように轟音が鳴っている感じは、いかにもこのバンドらしいという印象で、けっこう楽しめる好ライヴ盤と思う。
国内盤
(Psyche Hard/Psyche,Blues,Progressive / Jewel-case CD(1990) / Teichiku/Japan)