(中古/USED CD):11年の日本P・ヴァイン盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A わりと美品
プラシーボは、ブリュッセル出身のキーボーティストのマルク・ムーランを中心とするグループで、本作は71年にベルギーのCBSからリリースされたファースト・アルバム。見開き紙ジャケ仕様、ライナーは尾川雄介、世界初CD化盤。クレジット・メンバーは、ムーラン、ニック・フィセッテ、リシャール・ルーセル、アレックス・スコリエ、ジョニー・ドーヴァー、ニック・クレチコフスキー、フレディ・ロチエ、ギ・タイセン、ファンス・ファン・デイク、ミシェル・ヘリンク、ロジェ・デ・スメットの11人。マーヴィン・ゲイ(1曲目)とアイザック・ヘイズ(3曲目)のカヴァー2曲がボーカル入で、他はムーランかスコリエのペンによるインスト・ナンバーが並んでいて、ジャズ系のレア・グルーヴ&ラウンジ系として紹介されることが多い。確かに当世のオシャレなクラブでかかっていても違和感のない、エレクトリック・マイルス方面のグルーヴィなファンク・ジャズ・ロックだが、リズム隊とエレピを中心としたループ・リズム空間に、管楽器やピアノ、ハープシコード、メロディカのテーマやリードを重ねる手法は、ソフト・マシーン的という印象もあって、耳触りのよいエレガントなサウンドやクールな雰囲気も含め、ファンキーなカンタベリーという視点で聴ける。楽曲自体はプログレ色は薄いが、ともかくも上手い演奏と大人のクールさ、よく練られたアレンジは上等で、わりと素直にカッコいい。ある程度ディープなソフト・マーシーン&カンタベリー愛好家なら、けっこう楽しめる好盤と思う。
P・ヴァイン盤/国内プレス(Japanese-pressing CD)
(Progressive/Jazz Rock,Funk,Soul,Canterbury / Paper-Sleeve CD(2011) / P-Vine/Japan)