(中古/USED CD):93年のバシラス/ベラフォン・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/ CONDITION):SLEEVE=A (プラケ爪跡少) / DISC=A- (スリ傷少、再生に影響なし)
ナイン・デイズ・ワンダーはマンハイム出身のグループで、ワルター・セイファーが中心となって66年に結成されている。サイケ&ハード志向の初期から、プログレ色やグラム色内包のニッチ・ポップ方面へとサウンドの変遷を見せながら、71ー76年の間に4枚のアルバムをリリースして解散した。本作は、74年にドイツのベラフォン/バシラスからリリースされたサード・アルバムで、おそらく初CD化盤。メンバーは、セイファー、ロルフ・ヘニング、ミヒャエル・ブント(ex.サラマンダ,etc)、シッダタ・ゴータマ(ex.エレクトリック・サン,etc)の4人編成を基本に、曲によってデイヴ・ジャクソン(ex.ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター,etc)、スティーヴ・ロビンソン(ex.2066&ゼン,etc)が適時ゲスト参加、プロデュースはペーター・ハウケ。概ね、ハード、プログレ、グラム等々の要素が煮え切らないままに交叉する、ちょっと変テコなポップ・ハード方面のサウンドを展開。わりと散漫な感じのゴタ混ぜ感は、どっちつかずのニッチ・ポップ・ロックといった印象でもあるが、全体に勢いのよさとバンド感が担保されていて、それなりに凝ったアンサンブルと上手い演奏はさりげなく上等。ここに来て、ファースト時の濃密かつアングラなサイケ感はほぼ払拭され、隠し味的なプログレ色がメインストリーム系のグラミーなポップネスに収束していて、B級ポップ・ハード系としては好盤と思う。
輸入盤
(Pop Hard/Glam,Progressive / Jewel-case CD(1993) / Bacillus/Bellaphon Records/German)