(中古/USED CD):02年の日本ブリッジ/徳間ジャパン盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (黄バミ感少) / DISC=A
新津章夫は東京都出身のギタリストで、あくまでもギターは趣味で元々プロのミュージシャンになるつもりはなかったが、大学の夏休みに崖から車ごと転落する事故『フライング・ホンダ事件』で九死に一生を得て、「どうせなら何か作品を残したい」と考えるようになり75年にデモテープを制作、それが音楽ライターの岩田由記夫を介してフォノグラムのプロデューサーの三浦光紀へと繋がった。本作は、78年に日本フィリップスからリリースされたファースト・アルバムで、02年新規リマスター盤、「音楽の基礎研究」シリーズ2、ライナーは岩田、中スリーヴに新津本人のオリジナル・ライナーも掲載。メンバーは、プロ用のマルチトラック・レコーダーとミキシング・コンソールを自宅にレンタルで持ち込み、新津1人で全てギター(一部ベース、リズム・マシーンも使用)による1年強を費やしての制作で、新津、三浦、高嶋弘之の共同プロデュース、スリーヴ・デザインは横尾忠則。概ね、クラシック、ブルース、ジャズ、プログレの要素が交叉する、ギター・インスト・サウンドなのだが、かなり音色が多彩というか、シンセやPCを使わず全てをギターで鳴らしていることに素直に驚かされる。楽曲自体はわりとキャッチーで、アクロバティックな捻りや飛躍はないが、アレンジがよく練られていて破綻がなく、濃密なギター・アンサンブルを堪能出来る。けっこうプログレ愛好家の琴線をくすぐるのではと思う。
ブリッジ盤
(Progressive/Symphonic,Classic,Blues / Jewel-case CD(2002 Re-master) / Bridge Inc./Tokuma/Japan)