中古/USED CD):94年のドイツ・レパートリー盤/輸入盤・廃盤
(状態/ CONDITION):SLEEVE=A- (クタビレ感少) / DISC=A- (スリ傷少、再生に影響なし)
リーフ・ハウンドはブラック・キャット・ボーンズ(BCB)の後進バンドで、BCBの「バーベド・ワイアー・サンドイッチ」リリース後にまずピート・フレンチ(ex.ブルーニング・ホール・サンフラワー・ブルース・バンド(BHSBB),etc)が加入、フォガット加入のために脱退したロッド・プライスに代わって、同じく元BHSBBでフレンチの従兄弟のミック・ホールズが加入後、リーフ・ハウンドに改名した。本作は、70年にUKデッカからリリースされた唯一のアルバム(07年に再結成盤がリリースされた)で、71年のアルバム未収シングルB面1曲と未発表曲1曲の計2曲をボーナス収録。音質は中低音の迫力があってよい。メンバーは、フレンチ、ホールズ、デレク&スチュワート・ブルックス兄弟、キース・ヤングの5人編成、プロデュースはポール・リントン。フレンチのパワフルなシャウト・ボーカルと、ハードエッジなホールズのブルージー・ギターが炸裂する、文句なしのブリティッシュ・ブルージー・ハードを堪能出来る。疾走感よりもヘヴィネスが全面に出たサウンドは、ともかくも痛快なカッコよさを放っていて、少々のプログレ風味も交えて展開される演奏は、非常に濃密でラウドかつヘヴィ。ハード&ブリティッシュ・ロック愛好家はまずもって楽しめるだろう文句なしの好盤と思う。この後フレンチは、アトミック・ルースター、カクタス、ランディ・パイを経てソロ活動へ。
輸入盤
(Blues Hard/Heavy Blues,Psyche / Jewel-case CD(1994) / Repertoire/German)