(中古/USED CD):89年の日本テイチク・レコード盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (ヨレ微少) / DISC=A (スリ傷微少、再生に影響なし)
ケストレルは、タイン・アンド・ウィア州ニューカッスル・アポン・タイン近郊のウィットレイ・ベイ出身のグループで、この後スパイダース・フロム・マースに加入することになるデイヴ・ブラックが中心となって71年に結成されている。本作は、75年にUKキューブからリリースされた唯一のアルバムで、『ブリティッシュ・プログレ・クラッシックス』シリーズ、ライナーは松本昌幸、歌詞対訳付、世界初CD化盤。メンバーは、ブラック、デイヴ・ホワイテイカー(ex.ジンハウス,etc)、トム・ノウレス、ジョン・クック、フェンウィック・モイアの5人編成、プロデュースはジョン・ワース。このバンドの基本はポップ・ロックと思うが、モイアとホワイテイカーの安定したリズム隊が作り上げる空間に、クックの洪水系のオルガンやメロトロン、ブラックの流暢で鋭角なギターが、上手いタイミングで切り込んできたり飛び回ったりする様は素直にカッコよく、ノウレスのボーカルもクッキリしていてノリがよい。全体に太い音圧があって、プログレ然としたアレンジに一捻りあるサイケなポップネスが溶け込んでいる印象で、キャッチーさが担保された楽曲と非常によい塩梅のマッチングを見せる。英国然とした湿った香りと独特の洗練感が漂うサウンドで、ブリティッシュ・ロック愛好家は勿論、シンフォニック・プログレ愛好家も十分に楽しめる好盤と思う。例えば、「オーガスト・キャロル」のラストのギター・ソロの余韻などはかなり心地好い。
国内盤
(Progressive/Symphonic,Pops,Psyche / Jewel-case 2CD(1989) / Teichiku Records/Japan)