(中古/USED CD):94年の日本ヴィヴィッド・サウンド/コロムビア盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- (表スリーヴ右上にシミ少) / DISC=A
遠藤賢司(エンケン)は茨城県勝田市(現ひたちなか市)生まれのシンガー・ソング・ライター(SSW)で、大学浪人中にラジオで聴いたボブ・ディランに触発され、明治学院大学在学中に歌とギターを始め、68年の京都の宝寺で開催された「第3回フォークキャンプ」参加を契機に高石音楽事務所に所属、69年にシングル「ほんとだよb/w猫が眠ってる」でデビューした。フォークとロックの狭間で独自のサウンドを追求したビッグ・ネーム。本作は、83年に日本コロムビア傘下のシャン・シャンからリリースされた6曲入ミニ・アルバムで、歌詞付、多分初CD化盤。メンバーは、ボーカル、ギター、ピアノの遠藤、キーボード&アレンジの細野晴臣(ex.はっぴいえんど,キャラメル・ママ,YMO,etc)、キーボード&バック・コーラスの越美晴の3人、プロデュースは三野明洋。エンケン名義の初の作品で、デビュー時からの長い付き合いの細野がアレンジした、テクノ・ポップ調のサウンドなのだが、可愛らしい音色&音像、御伽話的内容の歌詞、ファルセット多用のエンケンの妙なシンギング、2曲目以降に入る平山三紀の曲名アナウンスなどなど、なんとも美しいインスト2曲も含め、テクノ童謡とでもいうべきちょっと独特の仕上がり。全体としては、この後84年にリリースされる越の「パラレリズム」辺りにも通じるストレンジなニュアンスが感じられ、けっこう楽しめる好盤と思う。
ヴィヴィッド盤
(Progressive/Psyche,Techno,Pops / Jewel-case CD(1994) / Vivid Sound/Columbia/Japan)