(中古/USED CD):05年の日本エアー・メイル・レコーディングス盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=S / DISC=S 未開封シールド新品
ジュライは、66年にアーリングで結成されたスキッフル・バンドのザ・トムキャッツを母体としたグループで、68年にジュライに改名して本作をUKメジャー・マイナーからリリースした。この後、ヴァージンのマナー・スタジオのチーフ・エンジニアとなるトム・ニューマンが在籍していたことや、他のメンバー達がジェード・ウォリアーへと発展することで知られているかも知れない。紙ジャケ仕様、05年新規24ビット・リマスター盤、ライナーは犬伏功、68年のアルバム未収シングル両面2曲をボーナス収録。メンバーは、ニューマン、トニー・ダーハイ、ジョン・フィールド、アラン・ジェームス、クリス・ジャクソンの5人編成で、プロデュースはトミー・スコット。概ねスリーヴのイメージ通りの、典型的なブリティッシュ・サイケ&アート・ロック・サウンドを展開していて、ビートルズ的なメロディにシタールやタブラを多用したオリエンタルなテイストを加え、エフェクトをカマしたボーカルやSE的コラージュ感も、非常にサイケでキマっている。全体に、フロイドのファースト辺りにも通じる猥雑感を放っていて、この後のジェード・ウォリアーへの萌芽的な要素と、ビートルズ系のポップネス、インテリジェンスのあるアングラ感が、何とも絶妙のマッチングを見せる。演奏もけっこうヘヴィでカッコよく、初期ソフト・マシーンやピンク・フロイド、ブロッサム・トゥズ、カレイドスコープ辺りに通じる、正しくサイケで雰囲気十分のサウンド。音色やアイデアのセンスと耳のよさはともかくも抜群で、サイケ愛好家ならまずもって楽しめるだろう好盤と思う。この後、前述の通りダーハイとフィールドはジェード・ウォリアーを結成、ニューマンはヴァージンの著名エンジニアとなる。
エアー・メイル盤/国内プレス(Japanese-pressing CD)
(Psyche/Art Rock,Progressive / Paper-Sleeve CD(2005 24bit Re-master) / Air Mail/Japan)