(中古/USED CD):99年のUSAスピットファイア・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
イアン・ギラン・バンドは、その名の通りディープ・パープル脱退後のイアン・ギランが中心となって、75年にロンドンで結成されたグループ。本作は、77年にUKキングスウェイ・レコードからリリースされたセカンド・アルバムで、98年UKイーグル・レコード盤のリマスター音源を使用。メンバーは、前作からのギラン、レイ・フェンウィック(ex.アフター・ティー,etc)、ジョン・ガスタフソン(ex.クォーターマス,ハード・スタッフ,etc)、マーク・ナウシーフ(ex.ヴェルヴェット・アンダーグラウンド,エルフ,etc)の4人に、新たにコリン・タウンズを加えた5人編成が基本で、曲によってマルコム・グリフィス、デレク・ヒーリー等の5人のブラス隊が適時参加、バンドのセルフ・プロデュース。上等でテクニカルなジャズ・ロック&フュージョン色と、ブルースを基調としたハード・ロック色が独特のマッチングを見せるサウンドを展開していて、パープル路線を期待した当時のリスナーが見事にスカされた1枚。どの曲もハード・ロック的図式はほぼ皆無で、曲によっては意表を付くブラスが入り、かといってフュージョン方面としては洗練感が煮え切らずのまま、小難しいプログレ的アレンジとキメ、流暢でバカテクなアンサンブルが炸裂。ギランの一本調子なシャウト・ボーカルも存外とハマりが悪くなく、例えばコロシアム・セカンド辺りに近似するプログレ、ジャズ・ロック、フュージョン、ハードのハイブリット・バカテク系として、素直にカッコいい好盤と思う。従来のギランの文脈からハード・ロックに分類したが、これはプログレに違いない。
輸入盤
(Blues Hard/Progressive,Jazz Rock,Fusion / Jewel-case CD(1999 '98Re-master) / Spitfire Records/Eagle Records/USA)