(中古/USED CD):13年のUSAインポータント・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
ギュンター・シッケルトはベルリン出身の画家兼ギタリストで、60年代は主にフリー・ジャズ・シーンに出入りし、一時タンジェリン・ドリーム加入以前のクラウス・シュルツとも一緒に活動していて、当時のベルリンのアンダーグラウンドシーンでは、ミュージシャンとしても画家としても知られた存在だったようだ。本作は、74年に自主制作盤としてリリースされたファースト・アルバムで、75年にはドイツのブレインからもリシューされた。13年新規リマスター盤、3面開きデジパック仕様、シュリンクに貼ってあったステッカー付、多分初CD化盤。メンバーは、全てのパートとプロデュース兼任のシッケルト1人。例えばアシュ・ラの「インヴェンションズ・フォー・エレクトリック・ギター」的な反復エコー・ギターに乗せて、ストレンジなギミック・フラグメントが踊る、正しくサイケなジャーマン・エレクトロニクス・サイケを展開していて、時折入るつぶやくようなボーカルも含め、シド・バレットやデイヴィッド・アレンにも通じる独特のセンス。アシュ・ラ程洗練されておらず、アキム・ライヒェル程演奏性も高くなく、よりフリーでドローン感があって頼りなげだが、未整理で個性的なストレンジ感と、アシッド感の強い神経質気質のナイーヴさが、そのまま本人が描いたアール・ブリュット的なスリーヴのイメージに繋がる印象。肯定的なトリップ感ではないが優れて瞑想的で、フワフワ&プカプカなダーク感が広がる妙な心地好さの好盤と思う。面白い!。
輸入盤
(Psyche/Experimental,Electronics,Ambient / Digi-Pack CD(2013 Re-master) / Important Records/USA)