(中古/USED CD)：99年の日本キャッスル・レコード盤／国内盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=S / DISC=S 未開封新品(シールドに1cm程の破れ)
レヴォルツィオーネは、未開封品故にブックレットの中を見ることが出来ず、只今のところネット等でも情報／資料に乏しいが、おそらく現オール・イメージズ・ブレイジングの片岡祥典(義徳？)(ex.アイシス,etc)が中心となって大阪で結成されたグループで、本作は99年に日本のキャッスル・レコードからリリースされた唯一のアルバムと思われる。メンバー・クレジットもちゃんと確認出来ないが、かろうじて拾えたネット情報によると、キーボードの片岡、ボーカルのタナカノリオ、ギターのコタキタツバ、ベースのイトウエイジの4人編成。概ね、プログレ・メタルで括れる範疇のサウンドで、随所に変拍子を交えたドラムマシーンでの複雑な打ち込みリズム・トラックに乗せて、目眩く怒涛の高速場面転換アレンジをバカテク系アンサンブルで展開。ヘヴィ・メタル然としたギター、キース・エマーソン的キーボードが、わりと十二分に派手かつ華麗で、フュージョン色内包のベースは安定してボトムを支えていて、どこか少し素人っぽさが残るハイトーン系シャウト・ボーカルのハマりも悪くない。全体に打ち込みプログレ系としての完成度は高く、プログレとメタルとアニソンのハイブリット感も、ある意味同人誌プログレの原型のような感じというか、これでもしボーカル・パートがボーカロイドだったら、当世同人誌プログレといわれても全く違和感がないかも知れない。この線としては濃密で炸裂感十分の好盤と思う。
キャッスル・レコード盤
(Progressive/Heavy Metal,Symphonic / Jewel-case CD(1999) / Castle Records/Japan)
