(中古/USED CD):98年のドイツ/USAニュー・アース・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION): SLEEVE=A / DISC=A
ゲオルグ・ドイターはファルケンハーゲン出身のマルチ&エレクトロニクス奏者で、71年のファースト「D」以降、ミュンヘンを拠点にニュー・エイジ系の作品をリリースし続けているが、現在は主にニュー・メキシコ州サンタ・フェを拠点としているようだ。本作は、98年にドイツ/USAのニュー・アースからリリースされた(おそらく)22枚目のソロ名義アルバムで、メンバーは、全ての楽器とプロデュースをドイター1人でマルチに担当。概ね、シンセ&ピアノ、キーボードを主軸とした、瞑想系のニュー・エイジ・サウンドを展開していて、淡々とした肯定的情感が柔らかいドローン感に収束。時折何かしらの弦楽器も聞こえるが、あくまで基調はドローン調シンセと爪弾き調ピアノ&エレピで、どれが主役ということもなく、全体として前に出ない感じの佇まいは、言葉通りのアンビエント/環境音楽の範疇をきっちり守っている感じ。核となるようなメロディや主張を排除した、ゆったりとスローなフラクタル構造がループするサウンドスケープは、音楽として向き合うには印象が薄過ぎる感じだが、何らかのBGMとしてはともかくも流していて心地好い。ニュー・エイジ的ライトさは維持しつつ、ニュー・エイジ的ポップネスやえげつなさは排除するという、わりと絶妙なラインを担保していて、この線としてはなかなかの好盤と思う。
輸入盤
(Psyche/New Age,Ambient,Electronics / Jewel-case CD(1998) / New Earth Records/German,USA)