(中古/USED CD):94年のドイツBトン盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION): SLEEVE=A- (プラケ爪跡有) / DISC=A
ドリームワールドは、元ヤサ・シドラのロルフ&クラウス・フィヒター兄弟が、70年代末頃に地元のフライブルクで結成したデュオ・ユニットで、80年と84年に計2枚のアルバムをリリースした。本作は、80年にドイツのヴァーティゴからリリースされたファースト・アルバムで、94年新規リマスター盤。メンバーは、ボーカル、シンセ、メロトロン、ヴィブラフォン、フルート、ギター、ベース等のロルフと、ボーカル、エレドラム、パーカス、シンセ、ギター等のクラウスの2人。概ね、シンセとエレドラムのシーケンスを使った、エレクトロ・プログレ方面のサウンドで、適時ボーカルやフルート、ギター、ベースなども織り交ぜ、プログレ的楽曲を人力テクノ的演奏で展開していて、ニュー・エイジ的様相も呈している。ヤサ・シドラからオリエンタル要素を抜いたような曲調は、しっとりした哀愁のシンフォニック・プログレ調に収束する感じだが、一部の曲にはサイケの残滓的エスニック・プログレのセッション感もあって、初期ポポル・ヴーや70年代中期のタンジェリン・ドリーム、エムティディ辺りに通じるクラウト色も、かろうじて感じられる。どこか素人臭くムード優先という感じで引っ掛かりも薄いが、とはいえ流していてそれなりに心地好く、ジャーマン・エレクトロニクス文脈の残り火的1枚として、その線の愛好家はチェックしてみてもいいと思う。
輸入盤
(Progressive/New Age,Symphonic / Jewel-case CD(1994 Re-master) / B ton/German)