(中古/USED CD):07年のUKオーク・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (プラケ爪跡少) / DISC=A
カンタベリー・グラスは、元ミック・アンド・マルコムのマルコム・アイアントンが中心となって、66年にロンドンで結成されたグループ。本作は、68年にレコーディングされスリーヴ・デザインも決まっていたが、結局オクラ入となったアルバム用音源で、未発表デモ音源1曲をボーナス収録、07年にUKオーク・レコードから発掘盤としてリリースされた。メンバーは、アイアントン、トニー・プロト、ヴァレリー・ワトソン、マイク・ホール、デイヴ・ドール(ex.ブライアン・オーガーズ・オブリヴィオン・エクスプレス,ストリートウォーカーズ,ミッドナイト・フライヤー,etc)の5人編成を基本に、1曲でスティーヴ・ハケット(ex.ジェネシス,クワイエット・ワールド,GTR,etc)がゲスト参加、ロジャー・ルイスとハリー・ロバーツの共同プロデュース。概ね、アート・ロック系のポップなサイケ色と、ムーディー・ブルース方面のシンフォニック・プログレ色をミックスさせたようなサウンドを展開していて、わりとブリティッシュ然とした煮え切らなさとカラっとしたポップネスが交叉。プログレ文脈のフルート&アコギ、サイケ文脈のジェントリーなボーカルやチープなオルガン、ブルース文脈のエレキ・ギター、勢いのよいリズム隊辺りは、順当に同じ方向を向いている感じだが、時折聞こえる文脈不明のハーモニカが、なかなかのミスマッチ感だったりもして、そのセンスB級さ加減が逆にけっこう面白かったりもする。ハケットかも知れない弾きまくりギターが炸裂するラスト曲も含め、ブリティッシュ・ロック愛好家なら、一度チェックしてみてもいいと思う。EUプレス盤
輸入盤
(Progressive/Symphonic,Psyche,Art Rock / Jewel-case CD(2007) / Ork Records/UK,EU)