(中古/USED CD):14年のUSAコルラド・ルスティーチ・レーベル盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A- (スリ傷有、再生に影響なし)
コルラド・ルスティーチはナポリ出身のギタリストで、オザンナのダニーロ・ルスティーチの実弟であり、何よりチェルヴェッロとノヴァでの活動で知られていると思う。本作は、サブタイトル通り10年4月に東京のスイートベイジル139と大阪のクラブ・ヤヌスで行われた、来日公演からのライヴ音源&映像を収録したCD+DVDの2枚組で、見開きデジスリーヴ仕様。メンバーは、コルラド、ピーター・ヴェテッセ(ex.ジェスロ・タル,クラナド,シンプル・マインズ,etc)、スティーヴ・スミス(ex.ジャーニー,ヴァイタル・インフォメーション,etc)のトリオ編成。概ね、ノヴァ時代と変わらないせっかちな高速ギターが炸裂する、バカテク・フュージョン/ジャズ・ロックを展開していて、ハードで濃密な演奏を堪能出来る。時折ホールズワース的なギターのみならず、キーボードでベース・ソロも弾くヴェテッセの爆発や、シャープに叩きまくるスミスのドラムも凄まじく、コール&レスポンスがビシバシときまる演奏性の高いプレイは圧巻。コルラドの06年のセカンド・ソロ「デコンストラクション・オブ・ア・ポストモダン・ミュージシャン」からの曲を中心に、ノヴァの「ヴィマナ」からも2曲(3,5曲目)セレクトされていて、全体に洗練感とハミ出し感がバランスよく同居している印象。バカテク系愛好家もイタリアン・ロック愛好家も十分に楽しめると思う。DVDは4曲が収録されていて、随所で各人の手元のアップもあり非常に楽しめた。NTSC//R0で普通に観れる。素直にカッコよし!。
輸入盤
(Progressive/Fusion,Jazz Rock / Digi-Sleeve CD+DVD(2014 NTSC/R0) / Corrado Rustici/USA)