(中古/USED CD):97年の日本マーキー/ベル・アンティーク盤/国内流通盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
ゴシックホラー小説の大御所、ブラム・ストーカーの名を冠するこのグループは、メンバー等のクレジットが一切なく謎の多いバンドだったが、近年の再結成(13年にセカンドをリリース)により、69年頃にボーンマスで結成されたことやメンバー編成などが判明した。本作は、72年にUKウインドミルからリリースされたファースト・アルバム「ヘヴィ・ロック・スペクタクラー」の、新タイトル&新装スリーヴCD再発盤で、97年UKオーディオ・アーカイヴス盤に、国内のマーキーがオビ・解説を付けた国内流通盤、邦題は「スキゾ・ポルターガイスト」、97年新規リマスター盤、ライナーは宮坂聖一。メンバーは、アンソニー・ブロンスドン、ピーター・バラム、ジョン・バヴィン、ロブ・ヘインズの4人編成。オルガン中心のアーロ・ロック的サイケ・プログレを展開していて、かなりナイス的というかクレシダ的というか、枯れたオルガンの音色や楽曲のセンスはクレシダ的で、キーボードの華麗さやクラシックからの引用はナイス&キース・エマーソン的という印象。下品なギターが入るとハード・ロック調になるが、全体としてはプログレ色のほうが強く、オルガンは達者で素直にカッコいい。アレンジはそれなりに練られていて、わりとキャッチーで真っ当な仕上がりだが、よく云えばハード・ロックとプログレのハイブリット・サウンド、悪く云えばどっちつかずの中途半端サウンドという感じで、一部クラシックを流用した楽曲や全体のセンスはB級感満点。クラシック、ハード、プログレをサイケで括ったオルガン・サイケ・プログレの線としては、ある意味B級ブリティッシュ・ロックの好サンプルと云えるかも知れない。
マーキー盤
(Psyche/Art Rock,Hard,Progressive/ Jewel-case CD(1997 Re-master) / Audio Archives,Belle Antique/UK,Japan)