(中古/USED CD):88年の日本ヴァージン・ジャパン盤/国内盤・廃盤/オビなし
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A (スリ傷少、再生に影響なし)
ビル・ブルーフォードはケント州セヴンオークス出身のドラマーで、イエス、キング・クリムゾン、ジェネシス、U.K.等々を渡り歩いた解説不要のビッグ・ネーム。本作は、77年にUKポリドールからリリースされたソロ名義唯一のアルバムで、邦題は「フィールズ・グッド・トゥー・ミー」、ライナーは有島博志(日本語)&リチャード・ウィリアムス(英語)、歌詞付。メンバーは、ブルーフォード、デイヴ・スチュワート(ex.エッグ,ハットフィールド&ザ・ノース,ナショナル・ヘルス,スティーヴ・ヒレッジ,カーン,etc)、アラン・ホールズワース(ex.イギンボトム,テンペスト,ソフトマシーン,ニュークリアス,etc)、ジェフ・バーリン(ex.パトリック・モラーツ,etc)、アネット・ピーコックの5人編成を基本に、曲によってケニー・ウィーラー、ジョン・グッドソール(ex.アトミック・ルースター,ブランドX,etc)、ニール・マーレイ(ex.ナショナル・ヘルス,ホワイトスネイク,etc)がゲスト参加、ブルーフォードとロビン・ラムリー(ex.ブランドX,etc)の共同プロデュース。この後、ピーコック以外の4人はそのままブルーフォードを結成(ブルーフォードとホールズワースはU.K.経由)という事もあって、ブルーフォードにピーコックが入った感じの、曲によってボーカルが入るバカテク・フュージョン・プログレを展開。ブルーフォードがジャズ方面に傾倒していく最初の作品で、ホールズワースのコンニャク・ギターも十分にカッコよく、非常に洗練されたスチュワートのキーボード群も上々。この出来のよさには、おそらくラムリーのプロデュース手腕もあって、楽曲も演奏も申し分のない、プログレの耳に心地好くカッコいい好盤と思う。
国内盤
(Progressive/Jazz Rock,Canterbury / Jewel-case CD(1988) / Virgin Japan/Japan)