(中古/USED CD):92年のフランス・スパラックス・ミュージック盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
アジテーション・フリーはベルリン出身のグループで、ルッツ・ウルブリッヒ(ex.アシュ・ラ)とミヒャエル・ギュンターが中心となって67年に結成されている。結成当初はクリス・フランケ(ex.タンジェリン・ドリーム)やアクス・ゲンリッヒ(ex.グルグル)等が在籍していた。本作は、72年にドイツのヴァーティゴからリリースされたファースト・アルバムで、メンバーはウルブリッヒ、ギュンター、ミヒャエル・ヘーニッヒ、ヨルグ・シュヴェンケ、ブルグハルト・ラウシュの5人編成を基本に、曲によってペーター・ミヒャエル・ハーメル、ウリ・ポップ等が適時ゲスト参加、ヴォルフガング・ザンドナーとペーター・シュトレーカーの共同プロデュース。ブルージーなツイン・ギターと、ウネウネ・オルガン、エレクトロニクスを中心としたインプロ&セッション的サウンドは、初期アシュラ・テンペルとタンジェリン・ドリーム、アモン・デュール2をゴタ混ぜにしたような、ドローン音響プログレとでも呼べる独特のもので、ジャーマン・エレクトロニクスの要素とクラウト・ロック的バンド感が交叉。アラビック調のカット・インも面白く、わりとノリのよい演奏もハマっていて、時折16ビートも織り交ぜながらも決してフュージョンにならないバンド感十分のカッコよさを放つ。クラウト&ジャーマン・サイケ系愛好家ならまずもって楽しめるだろう、正しくサイケな好盤と思う。
輸入盤
(Psyche/Preogressive,Kraut,Electronics / Jewel-case CD(1992) / Spalax Music/France)