(中古/USED CD):98年のUSAポリグラム/カプリコーン盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
オールマン・ブラザーズ・バンドは、フロリダ州ジャクソンビルでセッションマンとして活動していたデュアン・オールマンが、ディッキー・ベッツやベリー・オークリーとやっていたセッション・バンドに、実弟のグレッグ・オールマンを呼び寄せる形で69年に結成したグループで、ジョージア州メイコンに活動拠点を移して本格的に始動した。71年にデュアン、72年にオークリーと立て続けにメンバーがバイク事故で亡くなってしまうが、エリック・クラプトンを始めとして多くのミュージシャンからリスペクトを受け影響を与え続ける、アメリカン・ブルース/サザン・ロックのビッグ・ネーム。本作は、73年にUSAカプリコーンからリリースされたフォース・アルバムで、98年新規リマスター盤。メンバーは、グレッグ、ベッツ、ブッチ・トラックス、ジェイ・ヨハニ-・ジョンソン(ジェイモア)、チャック・リーヴェル、ラリー・ウィリアムス(3曲目以降)の6人編成を基本に、曲によってオークリー(1,2曲目)、レス・デューデク、トミー・タルトン(ex.カウボーイ,etc)等が適時参加、ジョニー・サンドリンとバンドの共同プロデュース。前作制作中のデュアンの事故死に続き、本作制作中に今度はオークリーが同じくバイク事故死する立て続けの不幸に見舞われたが、またしてもベッツを軸に何とか立て直して制作、リーヴェルとウィリアムスの新メンバーのハマりも上々。佳曲「ジェシカ」等に参加した名手デューデクは、結局メンバーとはならずに終わってしまったが、上質なバンド感とレイドバック感が担保された正統派サザン・ロック系として、素直にカッコいい好盤と思う。
輸入盤
(Blues&Swamp/Blues / Jewel-case CD(1998 Re-master) / PolyGram/Capricorn/USA)