スペイン/EUのゲルセン・レコードから、26年レストアでのリリース。ザ・2nd・カミングは、フロリダ州ジャクソンビルを拠点としたグループで、後にオールマン・ブラザーズ・バンド結成に参加するディッキー・ベッツとベリー・オークリーがいたザ・セカンド・カミング(THE SECOND COMING)と、ラリー(ライノ)・ラインハルトとリチャード・プライスがいたザ・ロードが合体/再編する形で69年に結成された。本作は、69年にサウンド・ラボラトリー・スタジオでレコーディングされながら、バンド側の費用未払いでお蔵入となったアルバム用音源で、69年のライヴ音源2曲をボーナス収録。メンバーは、ラインハルト、プライス、リース・ワイナンズ、ジョン・ミークスの4人編成、プロデュースはプライス。概ね、ハード色内包のヘヴィ・サイケ方面で、粘っこくて太いギターと勢いのよいオルガンを軸に、わりとグイグイ押してくる炸裂タイプのアンサンブルで展開。ブルースを基調としつつも、適時アコギやエレピを交えたアレンジと楽曲にはプログレ的要素も感じられ、全体に練られた濃密な仕上がりで、けっこう饒舌なベースとドカスカのドラムによるリズム隊もハマっていて、盛り上がる演奏は素直にカッコいい。この線の発掘音源としては文句なしの高水準というか、かなりの掘出し物的好盤と思う。この後、ラインハルトはアイアン・バタフライを経てキャプテン・ビヨンドへ、ワイナンズはスティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブルへ。
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輸入盤
(Psyche/Heavy Psyche,Hard,Progressive / Jewel-case CD(2026 Restore) / Guerssen Records/Spain,EU)