ドイツ/UKのレパートリーから、デジパックでのリリース。グルグルは、それまでヴォルフガング・ダウナーやイレーネ・シュヴァイツァーのバンドの他、主にフリー・ジャズ畑で活動していたマニ・ノイマイヤーが、セッション等で顔馴染みだったウリ・トリプテとともに、68年にスイスのチューリッヒで結成したグループで、カンやアモン・デュール、アシュ・ラ・テンペル等々と並ぶ、バンド形態のジャーマン・サイケ&プログレを代表する存在の1つ。結成当初はヴォーカルやサックス、オルガンも含めた5人編成だったようだが、69年にノイマイヤーとトリプテを残して3人が脱退、代わりにアジテイション・フリーにいたアクス・ゲンリッヒが加入してトリオ編成となる。本作は、23年にリリースされた新作アルバムで、メンバーは、マニ、ローランド・シェイファー(ex.ブレインストーム,etc)、ペーター・キュムステット(ex.アエラ,etc)、ルイージ・アルケッティ(ex.ティーレ・ダー・ナハトル,etc)、ツェウス・B・ヘルト(ex.バース・コントロール,etc)の5人編成を基本に、アーサー・ブラウン(クレイジー・ワールド・オブ,キングダム・カム,etc)、エツコ・ワタナベ(マニの奥さん)、マヤ・セリマ、コニ・マリー等々が曲によって適時参加。概ね、「ワウ・ワウ」や「モシ・モシ」辺りの、アルケッティ加入前後の90年代後半期のサウンドに回帰している印象で、ブルース、プログレ、ジャズ、エレクトロニクス、ストレンジなどの各要素を、グルグル的センスのサイケ感で括った感じ。勢いのよい1,3曲目、インチキ・ヒップホップ&レゲエ調の5,9曲目、ブラウンが歌う6曲目などなど、次々に飛び出す雑多な音像&リズムが耳に楽しく面白く、バンド感十分でカッコいい好盤と思う。ともかくも、83歳にしてマニ健在!。
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輸入盤
(Psyche/Progressive,Blues,Strange / Digi-Pack CD(2023) / Repertoire/German,UK)