ドイツのMIGミュージックから、71年12月のベルリンでのライヴ音源1曲(ドイツのリヴィジテッド盤と同じ)をボーナスで加えての、見開きデジスリーヴでのリシュー。アジテーション・フリーはベルリン出身のグループで、ルッツ・ウルブリッヒ(ex.アシュ・ラ)とミヒャエル・ギュンターが中心となって67年に結成されている。結成当初はクリス・フランケ(ex.タンジェリン・ドリーム)やアクス・ゲンリッヒ(ex.グルグル)等が在籍していた。本作は、76年にフランスのバークレーからリリースされたサード・アルバムだが、73年3月と74年2月のライヴ音源をコンパイルしたライヴ盤で、発売当時すでにグループは解散していた。メンバーは、LP旧A面(1,2曲目)の73年がウルブリッヒ、ギュンター、ミヒャエル・ヘーニッヒ、ブルグハルト・ラウシュ、ヨルグ・シュヴェンケ、ディートマー・ブルマイスターの6人編成、LP旧B面(3曲目)の74年がウルブリッヒ、ギュンター、ヘーニッヒ、ラウシュ、グストル・リュッチェンス、エルハルト・グロスコフの6人編成。シンセのホワイト・ノイズやギターのフィードバック音を多用した音響サイケ空間と、バンド感の強いヘヴィな炸裂インプロが交叉する、初期アシュ・ラ・テンプル&タンジェリン・ドリーム方面のサイケ・プログレを展開していて、その意味ではベルリン・スクール系ジャーマン・クラウトロック・スタイルの典型という印象。の1つ。素直にカッコいいライヴ盤である。インプロを軸としつつもある程度透徹感が担保された演奏は、テクニック云々とは別次元の(演奏が下手という意味ではない)センスとイマジネーションで成立しているサウンドで、ボーナスも含めドラッギーかつ正しくサイケな好ライヴ盤と思う。この後、ウルブリッヒはアシュ・ラへ、ヘーニッヒはソロ活動へ。
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輸入盤
(Psyche/Kraut,Progressive,Electronics / Digi-Sleeve CD(2025) / MIG-Music/German)