スイスのWRWTFWW(ウィー・リリース・ホワットエヴァー・ザ・ファック・ウィー・ウオント)レコードから、デジパックでのリシュー。ミドリ・タカダ(高田みどり)は東京都出身の打楽器奏者/パーカッショニストで、78年にベルリン・フィルハーモニーの一員としてデビュー後、ソロやムクワジュ・アンサンブル、 シュトゥットガルト室内管弦楽団等々、現在も幅広く活動を続けている。佐藤允彦は東京都出身のピアニスト&キーボーティスト兼コンポーザーで、バークリー音楽院留学から帰国後の68年から本格的に活動を開始、ジャズからロック&ポップス、実験音楽、ドラマ、アニメ、映画サントラまで幅広い活動で知られるビッグ・ネーム。本作は、90年に日本のエピックからリリースされたデュオ名義唯一のアルバムで、タイトルは「ルナ・クルーズ」。メンバーは、マリンバ、ゴング、ベル、ドラムス等々の高田、シンセ、ピアノ、エレクトロニクス、プロデュース兼任の佐藤を核に、細野晴臣(ex.はっぴいえんど,YMO,etc)、梅津和時(ex.キキ・バンド,RCサクセション,etc)が曲によって適時参加。概ね、ミニマル、テクノ、アンビエント、現代音楽辺りの要素が交叉する、エレクトロニクス・プログレ的様相のサウンドを展開していて、全編に渡って透徹感十分の洗練されたサウンドスケープを堪能出来る。マリンバやピアノを軸としたミニマル調、ゴング&ベルを軸としたドローン調、ドラムを軸としたテクノ調に大別され、シンセ&エレコトロニクスがテーマ&メロディと装飾、空気感を担う見事なアンサンブル。ベースと管楽器のハマりもよく、素直にカッコよくて心地好い好盤と思う。素晴らしい!。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Psyche/Minimal,Techno,Ambient,Progressive / Digi-Pack CD(2017) / We Release Whatever The Fuck We Want Records/Switz)