UK/EUのディンから、デジパックでのリリース。LTD.1000。イアン・ボディはニューカッスル出身のエレクトロニクス奏者で、80年から作品リリースを開始、ソロの他、レッドシフト、アーク、ダブ・アトミカ等のユニット、アンディ・ピックフォード、マルクス・ロイター、ロン・ブーツ等々のコラボレーションなど、幅広く活動している。エリク・ウォローはヘムセダール出身のノルウェー人ギタリストで、テリエ・リピタルに師事し一部ではその継承者ともいわれた。ベンディク・ホフセスとのチェレステを経て、80年代前半からソロ活動を開始、主にギター、ギター・シンセ、エレクトロニクス等を使った、ダークな情感を放つ独自のニュー・エイジ&音響系作品をリリースし続けている。本作は、18年にリリースされたデュオ名義サード・アルバムで、メンバーは、サージ&ユーロラック・モジュラー・シンセ、モーグ・ヴォイジャー、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)のボディ、エレ&アコ・ギター、ギター・シンセ、オーバーハイム・シンセのウォローの2人。ホワイトノイズも絡めたドローン・シンセと、淡い情感のギターのメロディ&アルペジオを軸に、曲によってオーソドッククスなロック調のリズム・トラックが交叉。全体に、00年前後辺りのウォローのニュー・エイジ・プログレ調に通じる印象で、緩急の効いたストーリー感のあるサウンド。カッチリしたスタイリッシュさも含め、わりと素直にカッコいい好盤と思う。余談だが、ボディはディンのレーベル・オーナー。
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輸入盤/限定1000枚プレス
(Psyche/Progressive,New Age,Ambient / Digi-Pack CD(2018) / Din/UK,EU)