イタリアのサイレンテスから、3面開きデジスリーヴでのリリース。200枚限定プレス盤。デイソンことクリスティアーノ・デイソンは、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州ウーディネ出身のエレクトロニクス奏者で、80年代末から10代で音楽活動を開始、デイソン名義のソロやテオ・テアルドとのミートヘッドの他、サーストン・ムーア(ex.ソニック・ユース,etc)、ラッセ・マルハウグ、KK.ヌル等々、幅広いコラボレーション活動も行っている。ミンリェことアンドレア・ガスタルデッロはロンバルディア州マントヴァ近郊出身のピアニスト&エレクトロニクス奏者で、12年頃から配信で作品を発表しているようだが、情報不足で詳しいことはわからない。デイソン/ミンリェは14年から始まった2人のデュオ・ユニットで、本作は25年にリリースされたフィフス・アルバムだが、14年ファースト「Everything Collapse(d)」の「ピアノ・ヴァージョン」として再構築したリワーク作品。メンバーは、エレクトロニクスのデイソン、ピアノ&エレクトロニクスのミンリェの2人で、ファーストのダークで湿った質感は担保しつつ、ピアノをより前面に浮かび上がらせるサウンドスケープによって、しっとりとした埋没感が増している印象。はっきりとしたリズム・トラックを排除したからか、何より楽曲そのものが聴きやすいアンビエント調に変貌していて、サステインの塩梅が絶妙なピアノ、何かしらのイメージ内包の淡いノイズ・フラグメント、フィールド・レコーディング・マテリアル等々が、静謐なドローン感に収束。ともかくも流していて心地好い好盤と思う。
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輸入盤/限定200枚プレス
(Psyche/Drone,Ambient,Electronics / Digi-Sleeve CD(2025) / Silentes/Italy)