ドイツのワールド・イン・サウンドから、04年リマスターでのリリース。フレッドはペンシルヴェニア州ルイスバーグ出身のグループで、バックネル大学の学生達によって69年に結成されている。71年に7インチEPを1枚リリースしたが、アルバムをリリースすることなく74年頃には解散したようだ。プログレ系リスナーには、この後渡仏してトランジット・エクスプレスやカトリーヌ・リベロ+アルペスで活動する、デヴィッド・ローズが在籍していたことで知られているかも知れない。本作は、タイトル通り74年にニュー・ヨークのビター・エンドで行われたライヴ音源を収録した発掘盤で、メンバーは、ローズ、ジョー・デ・クリストファー、ケン・プライス、ピーター・エガース、マイク・ロビソン、ボ・フォックスの6人編成。「ノーテス・オン・ア・ピクニック」と同時期&同メンバーで、同作収録曲も含めバンド感満点の非常にノリのよい演奏を堪能出来る。キレのよいヴァイオリン、太いギター、それぞれオルガンとエレピに専念する華麗なツイン・キーボード、殊の外ヘヴィがグルーヴのリズム隊が、一体となって疾走&炸裂する様はともかくも圧巻で、音質・バランスも申し分ない。全体に重厚なロック感が担保されていて、バカテク系の端正なヴァイオリン入インスト・ジャズ・ロック・プログレとして素直にカッコよく、その線の愛好家は要チェックの好ライヴ盤と思う。素晴らしい!。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Jazz Rock,Crossover / Jewel-case CD(2004 Re-master) / World In Sound/German)