フランスのオン・ジ・エアーからのリリース。イースト・オブ・エデンはサセックス州の港町ブライトン出身のグループで、67年にデイヴ・アーバス、ロン・ケインズ、ジェフ・ニコルソンが中心となって結成されたピクチャーズ・オブ・ドリアン・グレイを母体として、68年のロンドン進出後アトランティック・レコードとの契約の際にイースト・オブ・エデンに改名。7月にシングル・デビューを果たすも鳴かず飛ばずだったが、デッカがアングラ系ニュー・ロックのレーベルとして設立したデラムと再契約した。本作は、タイトル通り70年1月30日のチューリッヒのリマートハウスでのライヴを収録した発掘音源盤で、メンバーは、アーバス、ケインズ、ニコルソン、アンディ・スネッドン、ジェフ・アレンの5人編成。概ね、セカンド「錯乱」からの曲を中心としたセレクトで、わりと炸裂感のある勢いのよい演奏を堪能出来る。大幅にインプロを交えたアレンジは、スタジオ盤とは多少趣を異にしていて、アンダーグラウンドなサイケ感を担保しつつも、盛り上がるハードな演奏でグイグイ押してくる感じ。1曲目の「エイト・マイルズ・ハイ」のカヴァーから全開という印象で、ヴァイオリンとサックスを持ち代えながら爆発するアーバスを軸に、弾きまくるギターやノリのよいリズム隊は一体となって疾走する様は、わりと素直にカッコいい。オーディエンス録音なので、音質は最高という感じではないが、バランスはそこそこよくて聴くには問題なく、バンド感のエッセンスは十分に伝わってくる。ともかくも、正しくサイケで濃密な好ライヴ盤と思う。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Psyche,Blues,Jazz Rock / Jewel-case CD(2015) / On The Air/France)