USAのドラァグ・シティから、見開き&厚紙ペーパースリーヴでのリリース。オーレン・アンバーチはシドニー出身のギタリスト兼ドラマー兼実験音楽家で、86年頃からフリー・ジャズ系のドラマーとして活動を開始、90年代前半からフィレグム、Sunn O)))、サン、アシュ・ラ・テンペル・エクスペリエンス等々の他、ジム・オルーク(ex.ガスター・デル・ソル,etc)や灰野敬二(ex.不失者,サンヘドリン,etc)、リシャール・ピナス(ex.エルドン,etc)との共演など幅広く活動している。本作は、26年にリリースされたソロ名義新作で、メンバーは、ギター&その他いろいろのアンバーチを中心に、曲によってオルーク、石橋英子(ex.星野源,etc)、コンラート・シュプレンガー(aka.ヨルグ・ヒラー)、ヨハン・ベルトリング(ex.アングルズ,ファイヤー!,etc)、ジョー・タリア(ex.マーフィーズ・ロウ,etc)、ジェームス・ラッシュフォード(ex.オラ・クレメンティ,etc)、小川道子(ex.ハーモニック・スペース・オーケストラ/HSO,etc)、フレドリク・ラステン(ex.オーカー,ピップ,HSO,etc)、イサク・ヘドヤーン(ex.フェステン,etc)等々が適時参加、プロデュースはシュプレンガー。ピアノ、ギター、シンセ、リズム隊ににノイズ&人声が絡む1曲目、さらに笙やホイッスル、ガムラン等が絡む2曲目、どちらもどこまでが即興なのかは不明だが、概ねセッション的空気感のポスト・ロック調サウンドを展開。盛り上がるようでいて寸止め感のある、アブストラクト感が担保されたちょっと独特のアンサンブルで、リヴァーブの効いた透明感クッキリの音像と、ソリッドな演奏が面白いマッチングを見せる。なんとなく始まっていつの間にか終わってる感じだが、お互いのコール&レスポンスはけっこう濃密で、聴き応え十分の好盤と思う。
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輸入盤
(Psyche/Post Rock,Electronics,Progressive,Drone / Paper-Sleeve CD(2026) / Drag City/USA)