ノルウェーのノルスケ・アルバムクラッシケレから、24年新規リマスター&見開きデジスリーヴでのリシュー。音質はクリアでよい。デジャ・ヴは、ファースト・アルバム後にホーストを脱退したスヴェイン・ローニングとクヌート・R・リーが中心となって、75年に新たに結成されたグループで、76年には自然消滅的に解散した短命バンドだった。本作は、76年に限定100枚のプロモ用として、プライヴェート・プレスの自主制作盤でリリースされた唯一のアルバムで、オリジナルLPは2枚組だったが、収録時間の関係でボーナス的収録だった旧D面のリハーサル音源を除いた、旧A〜C面の本編7曲を収録した変則2in1CD。メンバーは、ローニング、R・リー、カイ・グレンリー、ハラル・オッタースタッド、ペール・アムンセン(ex.ベルグ・ブラザーズ・バンド,etc)の5人編成。概ね、ホーストのファースト「強靭な翼に乗って」を、よりシンフォニック・プログレ寄りにしたようなサウンドで、「強靭な翼に乗って」のメイン・ライターがローニングだったということもあってか、確かにもう1つのホーストのセカンド的様相もあり。基本ヘヴィ・シンフォニック調だが、ギターとドラムにはホースト的ハードネスが担保されていて、そこの太いベースと達者なキーボードが絡み、メロディアス&ダークな楽曲をドラマティックなアレンジで展開するスタイル。ボーカルが少し弱い印象もあるが、全体に重厚で引き締まっていて、ヘヴィ・シンフォ・プログレ系の好盤と思う。
輸入盤
(Progressive/Heavy Symphonic / Digi-Sleeve CD(2024 Re-master) / Norske Albumklassikere/Norway)